いまさら聞けないWindows 10のTips

第143回

Vista時代から『これぞWindows』という画面はだいたいコレだった……「タスクビュー」

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれませんが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在します。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介します。

Vista時代より地味になったものの実用性は高くなった「タスクビュー」

 おそらくWindows Vistaの時代からだと思いますが、これぞWindowsという画面キャプチャーでは、[Windows]+[Tab]キーで起動中のアプリが3Dに並んだAeroの画面が多く使われていました。

 Windows 10でも、[Windows]+[Tab]のショートカットキーを使ったアプリの切り替えは「タスクビュー」として健在ですが、残念ながらVistaの時のような派手な演出はなくなり、[Tab]キーでアクティブなアプリをパラパラと切り替えることもできなくなりました。

 しかしながら、実用性ではこちらが一枚も二枚も上手で、起動中のアプリを見やすく一覧表示できるようになり、マウスやタッチ操作でアクティブなアプリを簡単に選べるようになっています。

 ショートカットキーだけでなく、タスクバーのコルタナの右側にある[タスクビュー]ボタンからも起動できるため、複数ウィンドウを開きながらの作業で使いたいアプリを選ぶ時に活用するといいでしょう。

タスクバーからコルタナの右側にある[タスクビュー]ボタンをクリック。起動中のウィンドウが縮小画面で一覧表示され、アクティプなウィンドウを選択できる