Google、“Gmail”の大規模アップデートを実施 ～本日から新デザインに切り替え可能

公式ブログ“Google Japan Blog”

　米Googleは26日（日本時間）、“Gmail”の大規模アップデートを実施した。受信トレイにいくつかの便利な機能が追加されている。

　今回のアップデートでは受信トレイのメール一覧から直接添付ファイルを開けるようになったほか、メールスレッドをスヌーズしてあとで読む機能や、“Google カレンダー”、“Todo リスト”、“Google Keep”のアイコンを受信トレイ右側に配置する機能が追加された。

　また、受信トレイのメールの右側にリマインダーが表示されるようになったのも便利。返信や確認があるかもしれないメールに対し、“Gmail”がオレンジ色のテキストで注意を促してくれる。

受信トレイにいくつかの便利な機能が追加

　そのほかにも、“情報保護モード”と呼ばれる新しい送信方法が追加された。転送やコピー、ダウンロード、印刷を制限したり、メールに閲覧期限を設定することができる。同社はメールで個人情報などをやり取りしなければならない場合に最適だとしている。

［新しい Gmail を試す］オプション

　これらの新しい機能は、本日より利用可能。受信トレイ右上にある歯車アイコンをクリックして［新しい Gmail を試す］オプションを有効化すると、新しい“Gmail”に切り替わる。元のデザインへ戻すのも簡単だ。なお、一部機能に関しては今後数週間をかけて段階的に導入されるという。