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6件の脆弱性に対処した「Wireshark 3.6.2」 ~オープンソースのパケット取得・解析ツール
「Wireshark 3.4」系統の最新版「Wireshark 3.4.12」も公開
2022年2月14日 14:37
オープンソースのネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark」の最新安定版「Wireshark 3.6.2」が、2月10日(協定世界時)に公開された。6件の脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。
本バージョンでは、複数のディセクターで大規模なループが発生する脆弱性が対処された。RTMPTディセクターの無限ループ問題や、PVFS、CSN.1、CMSの各ディセクターにおけるクラッシュも解決されている。プロトコルサポートのアップデートや、セキュリティ関係以外の不具合も修正されているとのこと。
なお、今回修正された脆弱性は旧安定版「Wireshark 3.4」系統にも影響する。「Wireshark 3.4.12」へのアップデートが必要だ。
「Wireshark」は、Windows/Mac/Linuxなどをサポートするクロスプラットフォーム対応のネットワークプロトコルアナライザー。ネットワークに流れるさまざまなパケットを採取し、情報をリアルタイムで表示したり、ログファイルを解析・調査できる。Windows版の対応OSはWindows 8.1/Server 2012以降で、現在公式サイト「wireshark.org」から無償でダウンロード可能。窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Wireshark」Windows向け安定版
- 【著作権者】
- Gerald Combs and contributors
- 【対応OS】
- Windows 8.1/Server 2012以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.6.2(22/02/10)