無料の画像編集ツール「paint.net」が図形の中心から描画やサイズ変更が行えるように

「paint.net」

　米dotPDNは3月30日（現地時間）、無料の画像編集ツール「paint.net」v5.0.3を正式公開した。今回のアップデートでは、中心から図形を描画する機能と、図形または選択範囲を中心から均一にサイズ変更する機能が追加された。

中心から図形を描画

　シェイプまたは線/曲線ツールを使用しているとき、［Ctrl］キーを押しながら操作を行うと、中心から描画できる。

中心から均一にサイズを変更

　また、［選択範囲の移動］または［選択したピクセルの移動］ツールを使用するとき、［Ctrl］キーを押しながら操作を行うと、中央から均一にサイズ変更できるようになった。

　そのほか、選択範囲がアクティブでない場合でも、［編集］メニューの［コピー］および［マージされたコピー］コマンドがグレー表示（無効）にならないように修正された。この状態でコマンドを実行するとレイヤーまたは画像全体をコピーする。
　さらに、［カラー］パネルでカラーホイールを右クリックすると、セカンダリカラーが設定されるようになったほた、テキストツールがビューを再センタリングするべきではないケースでも、ビューを再センタリングする問題が改善された。

　「paint.net」は、64bit版を含むWindows7/8.1/10に対応する寄付歓迎のフリーソフト。現在、公式サイト“getpaint.net”や窓の杜ライブラリからダウンロードできる。また、Windows10ならばストアアプリ版を“Microsoft Store”から購入可能。価格は820円（税込み）。プロジェクトに金銭的支援を行えるほか、インストール・アンインストール・アップデートなどのメンテナンスが容易になるというメリットがある。