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AVIF形式イメージの閲覧・編集だけでなく、保存も可能となった「paint.net」v4.2.14
キャンバスレンダリングエンジンの最適化によりパフォーマンスも向上
2020年10月26日 14:08
米dotPDNは10月23日(現地時間)、無料の画像編集ツール「paint.net」v4.2.14を正式公開した。今回のアップデートでは、@null54氏が開発したプラグイン「AVIF FileType」v1.1.4.0をバンドル。「AVIF(AV1 Image File Format)」形式(*.avif)イメージの閲覧だけでなく、保存も可能となった。
プラグインによるAVIF対応のメリットは、“Microsoft Store”から「AV1 Video Extension」をインストールする必要がなくなった点だ。Windows 10での手間が一つ省けるだけでなく、Windows 7/8.1でも閲覧・編集・保存できるようになったのは旧OSのユーザーにとってうれしい改善と言えるだろう。
さらに、本バージョンではキャンバスのレンダリングエンジンの最適化が図られた。メモリ使用量とCPU使用率が全体的に低下したほか、ズームやスクロールの操作が軽くなっているとのことで、サイズの大きな画像や多くのレイヤーを含む画像を扱う場合に効果を期待できる。また、選択したピクセルの移動、“魔法の杖”ツール、塗り潰しブラシ、楕円選択ツールの不具合修正と改善も行われている。
「paint.net」は、64bit版を含むWindows 7/8.1/10に対応する寄付歓迎のフリーソフト。現在、公式サイト“getpaint.net”や窓の杜ライブラリからダウンロードできる。また、Windows 10ならばストアアプリ版を“Microsoft Store”から購入可能。価格は820円(税込み)。プロジェクトに金銭的支援を行えるほか、インストール・アンインストール・アップデートなどのメンテナンスが容易になるというメリットがある。
ソフトウェア情報
- 「paint.net」
- 【著作権者】
- dotPDN LLC、Rick Brewster 氏、contributors
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 4.2.14(20/10/23)