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無料の高機能パケット解析ツール「Wireshark 4.0.7」が公開 ~2件の脆弱性が修正
旧安定版にも対策版
2023年7月13日 15:14
オープンソースのネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark」の最新安定版「Wireshark 4.0.7」が、7月12日(協定世界時)に公開された。脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。
今回修正されたセキュリティ関連の不具合は、以下の2件。そのほかにも、プロトコルのアップデートや多数の不具合修正が行われている。
- wnpa-sec-2023-21:Kafkaディセクターのクラッシュ
- wnpa-sec-2023-22:iSCSIディセクターのクラッシュ
なお、「wnpa-sec-2023-21」に関しては旧安定版「Wireshark 3.6」系統にも影響するとのこと。修正版の「Wireshark 3.6.15」が併せてリリースされている。
「Wireshark」は、Windows/Mac/Linuxなどをサポートするクロスプラットフォーム対応のネットワークプロトコルアナライザー。ネットワークに流れるさまざまなパケットを採取し、情報をリアルタイムで表示したり、ログファイルを解析・調査できる。Windows版の対応OSはWindows 8.1/10およびWindows Server 2012/2012 R2/2016/2019で、現在公式サイト「wireshark.org」から無償でダウンロード可能。窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Wireshark」Windows向け開発版
- 【著作権者】
- Gerald Combs and contributors
- 【対応OS】
- Windows 8.1/10およびWindows Server 2012/2012 R2/2016/2019
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 4.0.7(23/07/12)