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「Microsoft Edge」v128.0.2739.54が公開 ~脆弱性が発見された「Chromium」を更新

カスタム設定されたスタートページが動かなるくなる問題にも対処

「Microsoft Edge」v128.0.2739.54

 米Microsoftは8月28日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v128.0.2739.54を安定(Stable)チャネルでリリースした。カスタム設定されたスタートページがロード中の状態のまま動かなくなる問題が修正されたほか、IT管理者がブラウザーインスタンスのセキュリティ状態を改善するためのオプションを集めた設定ページが「Microsoft Edge 管理サービス」に追加された。

 また、アナウンスはないものの脆弱性の修正も行われているようだ。「Chromium」がv128.0.6613.114へアップデートされているが、このバージョンでは4件のセキュリティ欠陥が修正されている。

  • CVE-2024-7969:Type Confusion in V8
  • CVE-2024-8193:Heap buffer overflow in Skia
  • CVE-2024-8194:Type Confusion in V8
  • CVE-2024-8198:Heap buffer overflow in Skia
「Chromium」がv128.0.6613.114に

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。また、従来よりもわかりやすくしたアップデートインジケーターも展開中だ。