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「Windows モバイル ホットスポット」が強化、6GHz接続をサポートへ

Dev版「Windows 11」Build 26120.1912でテスト開始

Microsoft、「Windows 11 Insider Preview」Build 26120.1912をDevチャネルでリリース

 米Microsoftは9月30日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview」Build 26120.1912をDevチャネルでリリースした。「Windows モバイル ホットスポット」が強化され、6GHz接続がサポートされている。

 「Windows モバイル ホットスポット」(Windows Mobile Hotspot)は、Wi-Fi経由で他のデバイスとインターネット接続を共有する機能。デバイスが接続しているWi-Fiやイーサネット、携帯データネットワーク接続を他のデバイスと共有できる。

 今回のアップデートでは、6GHz帯のWi-Fiをサポートする一部デバイスの「モバイル ホットスポット」で6GHz接続が利用できるようになった。対応デバイスであれば、[ネットワークとインターネット]-[モバイル ホットスポット]設定ページから[ネットワーク情報の編集]ダイアログを開くと、[ネットワーク帯域]オプションで「6GHz」が選べる。

「Windows モバイル ホットスポット」が強化、6GHz接続をサポート

 ただし、互換性を維持するため「モバイル ホットスポット」が6GHz接続を使うのはユーザーが明示的に有効化した場合のみだ。

 そのほかにも、この更新プログラムには全体的なエクスペリエンスを向上させる一般的な改善と小規模な修正が含まれているとのこと。

 「Windows 11 Insider Preview」のDevビルドは「Windows 11 バージョン 24H2」をベースとしており、同バージョンに搭載される可能性のある新機能がテストされる。ただし、それら新機能の多くは「Control Feature Rollout」(CFR)と呼ばれる仕組みで段階的に展開される。そのため、最新ビルドへアップグレードしたからといってすぐに新機能が利用できるようになるとは限らない。また、テストの結果、製品版OSには採用されないことがある点にも注意したい。