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「Google Chrome」にセキュリティ更新、スクリプトエンジン「V8」の欠陥に対処

Windows環境にはv132.0.6834.110/111が展開中

「Google Chrome」にアップデート。Windows環境にはv132.0.6834.110/111が展開中

 米Googleは1月22日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定(Stable)チャネルをアップデートした。現在、Windows/Mac環境にv132.0.6834.110/111、Linux環境にv132.0.6834.110が展開中。拡張安定(extended stable、Windows/Mac)チャネルにも、v132.0.6834.110/111がロールアウトされている。

 本バージョンは、毎週実施されているセキュリティアップデート。今回は3件の脆弱性が対処されている。CVE番号が公表されているのは、以下の2件。

  • CVE-2025-0611:Object corruption in V8
  • CVE-2025-0612:Out of bounds memory access in V8

 いずれも深刻度は「High」と評価されているが、悪用の報告はない。そのほかにも内部監査やファジングにより見つかった問題が修正されているとのこと。

 デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、Windows 10/11に対応している。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデート可能。アップデートを完全に適用するには、「Google Chrome」の再起動が必要だ。