Roblox、3Dモデル生成AI「Roblox Cube」と3D基礎モデル「Cube 3D基礎モデル」を発表

「Roblox Cube」にプロンプト『タイヤ付きの赤いバギー』を入力して生成された3Dモデル

　ゲーム開発・共有プラットフォーム「Roblox」を運営する米Robloxは3月17日（現地時間）、生成AIシステム「Roblox Cube」と、プロンプトから3Dオブジェクトやシーンを作成する3D生成AIモデル「Cube 3D基礎モデル」を発表した。「Cube 3D基礎モデル」は今週からオープンソースとしてリリースされ、メッシュ生成の最初のAPIがベータ版とともに公開される。

　「Cube」は、Robloxが開発するAIツールの土台となる技術であり、ゲーム世界の複雑なシーンを生成するツールが含まれている。既存のAIツールと統合することで最終的にはマルチモーダルモデルとなり、テキスト・画像・ビデオなどから自動で生成できることを目指すとしている。

「Roblox Cube」で生成された3Dモデル

　「Roblox」は、プラットフォーム内でクリエイターが直接ゲームを開発し、ユーザーは公開されたゲームをプレイできる。そしてクリエイターは、ゲーム内で仮想通貨「Robux（ロバックス）」を使用し、アイテムやサービスなどを販売することで、収益を上げられることが特徴だ。