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Microsoftのメタバース「Microsoft Mesh」がAIで自分の顔を簡単にアバター化可能に
5〜8月にリリース予定のパブリックプレビューの内容などを発表
2024年6月20日 06:45
米Microsoftは6月18日(現地時間)、「Microsoft Teams」を活用した3D没入型のワークプレイス「Microsoft Mesh」において、5〜8月にリリース予定のパブリックプレビューの内容などを発表した。AIを活用したアバター作成などができるようになる。
「Microsoft Mesh」は、異なる場所や地域にいる人たちがさまざまなデバイス上でコラボレーションしたり、共有型ホログラフィック体験に参加できるメタバース空間。「Microsoft Teams」のアプリとして利用でき、アバターを使用して没入型の3D空間(スペース)にて交流が可能だ。
アバター関連のアップデート
自分の写真を撮影またはアップロードするだけで、AIが分析し、用意されたパーツの中からもっとも近いものを選び、アバターを作成してくれる。その後、自分でパーツ調整も可能。
また、5月17日から、新しいワードローブが追加された。
7月には、絵文字が追加される予定で、下部中央にある反応ボタンでリアクション可能となるほか、アバターのパーソナル境界線も改善されるとのこと。8月のパブリックプレビューでは、カメラの視点を一人称、三人称、三人称のワイドビューから選択する機能がテストされる。
用途に合わせ新たなスペースを追加、会議内容に合わせて選べるように
「Microsoft Mesh」ではこれまで、「Lakehouse」「Oasis」の2つのスペースが提供されていた。6月のパブリックビューでは、新たにワークショップやブレーンストリーミングセッション、オリエンテーション向けにカスタマイズされたスペースを追加。
PCまたはMeta Questでアクセスでき、6月後半にはMacでのアクセスが一般提供される。
7月上旬には、イベントのカスタマイズ機能を改善。オブジェクトの配置が簡単になるほか、イベントのテンプレートなどが追加される。
また、大規模なイベントで複数の部屋を使用することを想定し、プレゼンテーション中に全ての部屋と参加者の反応を視覚化し、プレゼンターがリアルタイムで反応を確認できる機能も追加。少人数の参加グループと繋がりをもてるように、プレゼンターが任意の部屋へ移動できる機能もリリースする。このほか、参加者は、イベント終了後も共有されたリンクから、スペースにアクセスできるようになる。
さらに8月には、PowerPointプレゼンテーション、Loopコンポーネント、Webサイトなどの画面共有が改善される。