ニュース

手に馴染んだ“古き良き”スタートメニューを復活させる「Classic Shell 4.0」

「Windows 8.1」の正式サポートと“Windows 7 style”の刷新。Vistaはサポート終了

「Classic Shell」v4.0.0

 スタートメニューやエクスプローラーのカスタマイズソフト「Classic Shell」のメジャーアップデートとなる「Classic Shell 4.0」が、5日に正式公開された。寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。

 「Classic Shell 4.0」では、近日発売予定の最新OS「Windows 8.1」が正式にサポートされたほか、言語ファイルのダウンロード・インストール処理が改善。オプションの肥大化への対策として、簡易設定モードと詳細設定モードの新設、オプションの絞り込み検索機能の追加なども施されている。

詳細設定モード
オプションの絞り込み検索

 また、「Windows 7」のスタートメニューを模した“Windows 7 style”が刷新されたのも本バージョンの特長。“すべてのプログラム”におけるプログラムのツリー表示や、電源関連コマンドへのアクセスを提供するお馴染みの[シャットダウン]メニュー、“Windows Search”を利用したプログラムやファイルの検索に対応しており、本物とほぼ同等の機能を実現している。

本物とほぼ同等の機能を実現した“Windows 7 style”
「Classic Shell」で拡張したエクスプローラ。ステータスバーにはディスクの空き容量やファイル情報が表示される

 そのほかにも、エクスプローラからフォルダを「Classic Shell」のスタートメニューにピン留めできるようになったり、Windows 8.1環境では独自ボタンを利用するのではなく標準のスタートボタンを流用するように動作が改められるなど、親和性と互換性を向上させている。

 なお、Windows Vista/Server 2008のサポートが打ち切られているので注意。これらのOSへ対応する安定版は、v3.6.8が最後となっている。

ソフトウェア情報

「Classic Shell」
【著作権者】
Ivo Beltchev 氏
【対応OS】
Windows 7/Server 2008 R2/8/Server 2012/8.1/Server 2012 R2(64bit版を含む)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
4.0.0(13/10/05)

(柳 英俊)