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AndroidのカメラやYouTube動画をソースにできるようになった「ManyCam」v4.0.94

本ソフトで保存した動画などをYouTubeへアップロードする機能も追加

「ManyCam」v4.0.94

 USBカメラなどの映像に顔認識技術などを利用したユニークなエフェクトをリアルタイムでかけられる動画編集ソフト「ManyCam」の最新版v4.0.94が、29日に公開された。最新版の主な変更点は、映像のソースとしてAndroid端末のカメラに写った映像や、YouTube上の動画を直接利用できるようになったこと。

ソース選択メニューは、各所にあるサムネイル領域の[+]ボタンや右クリックで表示できる

 Androidのカメラを利用するには、まずソースのサムネイルから表示できるソース選択メニューから[モバイルの追加]-[Quick Connect]項目を選択する。すると、QRコードと4桁の数値が掲載されたダイアログが表示されるので、Android端末でQRコードを読みとり、映像送信用のアプリ「ManyCam Mobile Source」をインストールしよう。後は「ManyCam Mobile Source」上で4桁の数値を入力するだけで、PCとAndroid端末がネット経由で接続され、カメラの映像をリアルタイム取り込めるようになる。

QRコードと4桁の数値が掲載されたダイアログ
「ManyCam Mobile Source」
動画のURLを入力するダイアログ

 YouTubeの動画を利用するには、ソース選択メニューから[YouTube のURL]項目を選択し、現れたダイアログに利用したい動画のURLを入力すればよい。

 Android端末の映像を使えば、遠隔地で撮影された動画とPCに接続した固定カメラの映像を合成した映像などが作成可能。また、YouTubeの映像を利用すればYouTubeで公開されている映像を交えた映像を作成できるだろう。

YouTubeへのアップロード機能

 さらに、本ソフトで保存した動画などをYouTubeへアップロードする機能も追加された。YouTubeへのアップロード機能は、[ギャラリー]タブで動画をクリックしてプレビューウィンドウを開き、右上のボタンを押すと切り替わる動画投稿画面で[YouTube]ボタンを押すことで利用できる。

 本ソフトは、Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7/8/8.1に対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。なお、インストールする際にWebブラウザーのホームページや検索エンジンを変更するように促されるほか、ダウンロード支援ソフトをインストールするように促されるが、どちらも拒否することが可能だ。

ソフトウェア情報

「ManyCam」
【著作権者】
Visicom Media Inc.
【対応OS】
Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7/8/8.1
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.0.94(14/05/29)

(長谷川 正太郎)