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「AVG Safeguard」および「AVG Secure Search」のActiveXコントロールに脆弱性

細工が施されたHTMLドキュメントを閲覧するだけで任意のコードが実行される恐れ

「AVG Secure Search」の配布サイト

 脆弱性対策情報ポータルサイト“JVN”は8日、蘭AVG Technologies社が提供するWebブラウザー用アドオン「AVG Safeguard」および「AVG Secure Search」のActiveXコントロールに脆弱性が存在することを明らかにした。これらのActiveXコントロールを「Internet Explorer」上で利用すると、細工が施されたHTMLドキュメントを閲覧するだけで任意のコードが実行されてしまう恐れがあるという。

 本脆弱性は、「AVG Safeguard」v18.1.7.644より前のバージョンおよび「AVG Secure Search」v18.1.7.598より前のバージョンに影響する。最新版ではActiveXコントロールの実行を“.avg.com”と“.avg.nation.com”へ制限するという対策が施されているので、利用中のユーザーは最新版へアップデートしておきたい。

 なお、AVG社が提供する無償のアンチウイルスソフト「AVG AntiVirus Free Edition 2014」に「AVG Safeguard」「AVG Secure Search」は含まれていないようだ。

(樽井 秀人)