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ネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark」に4件の脆弱性

修正が施されたv1.12.2とv1.10.11が公開

「Wireshark」v1.12.2

 Wireshark Foundationは12日、オープンソースで開発されているクロスプラットフォーム対応のパケット取得・プロトコル解析ソフト「Wireshark」の最新安定版v1.12.2を公開した。現在、Windows/Mac OS X向けのインストーラーとソースコードが本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。また、Windows版のインストーラーは窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

 今回のアップデートでは、これまでに発見された不具合の修正やプロトコルサポートのアップデートに加え、4件(CVE番号ベースで5件)の脆弱性が修正された。いずれの脆弱性も旧安定版であるv1.10系統に影響するため、同系統にも最新版となるv1.10.11がリリースされている。

ソフトウェア情報

「Wireshark」Windows向け安定版
【著作権者】
Gerald Combs and contributors
【対応OS】
64bit版を含むWindows Server 2003/Vista/Server 2008/Server 2008 R2/7/Server 2012/8(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.12.2(14/11/12)

(樽井 秀人)