ニュース

“Lua”言語によるブラシスクリプトをサポートした「FireAlpaca」v1.2.0

初期状態で“マーカー”、“もこもこ”など6種類のブラシスクリプトを搭載

「FireAlpaca」v1.2.0

 Windows/Macに対応するフリーのペイント系グラフィックソフト「FireAlpaca」の最新版v1.2.0が、26日に公開された。現在、本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 本バージョンの目玉は、“ブラシスクリプト”に対応したこと。ブラシ処理をスクリプト言語“Lua”で制御することにより、自由度の高いブラシを実現することが可能。初期状態で“マーカー”、“もこもこ”など6種類のブラシスクリプトが登録されており、ブラシスクリプトの表現力が体験できる。

 「FireAlpaca」のブラシスクリプトは、“Lua”プログラムを拡張子“*.bs”で保存したものとなっている(文字コードはBOMなしUTF-8)。詳細は、“ブラシスクリプト仕様書”で解説されているので参考にしてほしい。

スクリプト言語“Lua”でブラシ処理を制御(「Notepad++」で編集した例)
自由度の高いブラシを実現

 もちろん、他のユーザーが作成したブラシスクリプトを「FireAlpaca」で利用することも可能。ブラシウィンドウの下にある[追加(スクリプト)]ボタンを利用すれば、作成・入手したブラシスクリプトを「FireAlpaca」へ登録できる。また、ブラシスクリプトをブラシウィンドウへ直接ドラッグ&ドロップすることでも登録可能。ただし、ブラシスクリプトは非常に自由度が高いので、悪用される恐れもある。信頼できるユーザーから入手したものだけを利用したい。

 そのほかにも、本バージョンではブラシの最大幅が1,000pxへ拡張された。また、ブラシコントロールにオプションが表示されるようになるなどの改善も施されている。

ソフトウェア情報

「FireAlpaca」Windows版
【著作権者】
firealpaca.com
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.2.0(15/03/26))

(樽井 秀人)