ニュース

フリーのネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark」の最新版v1.12.7が公開

9件の脆弱性を修正

「Wireshark」v1.12.7

 Wireshark Foundationは12日、オープンソースで開発されているパケット取得・プロトコル解析ソフト「Wireshark」の最新安定版v1.12.7を公開した。本バージョンではプロトコルサポートのアップデートに加え、9件の脆弱性が修正された。そのほかにも、さまざまな不具合が修正されている。

 「Wireshark」はWindows/Mac/Linuxなどに対応しており、現在Windows/Mac OS X向けのインストーラーとソースコードが本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。また、Windows版のインストーラーは窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

 なお、旧安定版であるv1.10系統は6月5日にサポートが終了している。利用中のユーザーはv1.12系へのアップデートをお勧めする。

ソフトウェア情報

「Wireshark」Windows向け安定版
【著作権者】
Gerald Combs and contributors
【対応OS】
64bit版を含むWindows Server 2003/Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8/Server 2012(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.12.7(15/08/12)

(樽井 秀人)