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「LibreOffice」v4.4.6/5.0.3が公開。セキュリティ上の理由で最新版への更新を推奨

不具合の修正を中心としたメンテナンスアップデート

「LibreOffice」v5.0.3

 The Document Foundationは3日(ドイツ時間)、オープンソースのオフィス統合環境「LibreOffice」の“Still”版v4.4.6および“Fresh”版v5.0.3を公開した。本バージョンは不具合の修正を中心としたメンテナンスアップデート。セキュリティ上の理由から、すべてのユーザーに対して最低でもv4.4.6への更新が推奨されている。

 「LibreOffice」では、新しい機能を望むユーザーと互換性を重視するユーザー双方のニーズを満たすため、最新の機能をアグレッシブに盛り込んだ“Fresh”版と、基本的に不具合の修正のみを行う保守的な“Still”版の2種類を用意している。パワーユーザーには“Fresh”版が、それ以外のユーザーには“Still”版がお勧めだ。

 「LibreOffice」はWindows/Macx/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在“The Document Foundation”のWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows XP/Vista/Server 2008/7/8/ Server 2012/10に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。また、Windows Vista以降に対応する64bit版も用意されている。

ソフトウェア情報

「LibreOffice」Windows向けFresh版
【著作権者】
LibreOffice contributors
【対応OS】
Windows XP/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012/10
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
5.0.3(15/11/03)
「LibreOffice」Windows向けStill版
【著作権者】
LibreOffice contributors
【対応OS】
Windows XP/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012/10
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
4.4.6(15/11/03)

(樽井 秀人)