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Microsoft、「Visual Studio」向けのオープンソースプラグイン「Node.js Tools」v1.1

「Node.js」v4.xや「npm」v3をサポート。“IntelliSense”やデバッグ機能の強化も

「Node.js Tools for Visual Studio」v1.1

 米Microsoft Corporationは18日(現地時間)、「Node.js」の開発機能を「Visual Studio」へ追加するオープンソースのプラグイン「Node.js Tools for Visual Studio」v1.1を公開した。現在、“visualstudio.com”から無償でダウンロードできる。

 「Node.js Tools for Visual Studio(NTVS)」は、「Visual Studio」を「Node.js」開発環境にするプラグイン。「Visual Studio 2012」「Visual Studio 2013」「Visual Studio 2015」をサポートしており、無償の「Visual Studio Express」「Visual Studio Community」でも利用できる。“Apache License 2.0”ライセンスの下で公開されるオープンソースプロジェクトで、ソースコードは“GitHub”のプロジェクトページから入手が可能。

 今年3月に初めて正式版が公開されて以降初の更新となる本バージョンでは「Node.js」v4.xがサポートされたほか、開発効率を高めるためのさまざまな改善が盛り込まれている。

 たとえば、フルスタックエンジニア向けの機能として“IntelliSense”のモードをバックエンド向けとフロントエンド向けで簡単に切り替える機能を追加。また、「TypeScript」を利用したJavaScriptの次世代仕様“ES6”の“IntelliSense”がプレビュー版として追加された。

 そのほかにも、デバッグ機能の信頼性を向上。パッケージ管理機能「npm」v3やコードスニペット機能のサポート、「Windows IoT Core」デバイス向け“Universal Windows Platform(UWP)”アプリケーションを開発するための拡張機能の追加なども大きな改善点と言える。

ソフトウェア情報

「Node.js Tools for Visual Studio」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.1(15/11/18)

(樽井 秀人)