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「Thunderbird」の最新安定版v38.5.0が公開、5件の脆弱性を修正

アドレスバーマネージャーの改善なども

「Thunderbird」v38.5.0

 Mozillaは23日、メールソフト「Thunderbird」の最新安定版となるv38.5.0を公開した。本バージョンでは[アドレス帳]ダイアログのサイドバーで最後に選択されたアドレス帳が記憶されるようになった。また、これまでに発見された脆弱性の修正が行われている。

 今回のアップデートで修正された脆弱性は、全部で5件。深刻度の内訳はMozillaの基準で4段階中最も高い“最高”が2件、3番目に高い“中”が3件。そのほかにも、Microsoftの新しい署名要件に合わせるため、SHA-256で署名された証明書へ切り替えるための準備が行われている。「Firefox」と同様、次回のアップデートで署名の更新が行われる予定だ。

 「Thunderbird」はWindows XP/Server 2003/Vista/7/8/10および64bit版のVista/7などに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。また、自動アップデート機能を利用して最新版へアップデートすることも可能。

ソフトウェア情報

「Thunderbird」Windows向け安定版
【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/7/8/10および64bit版のVista/7など
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
38.5.0(15/12/23)

(樽井 秀人)