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Oracle、「Java SE 8 Update 91」を公開。9件の脆弱性を修正

“CVSS”のベーススコアは最大で“9.6”

「Java SE 8 Update 91」

 米Oracle Corporationは19日(現地時間)、「Java Platform, Standard Edition(Java SE)」の最新版「Java SE 8 Update 91」を公開した。現在、公式サイト“java.com”から無償でダウンロード可能。すでにインストール済みの場合は、更新機能を利用してアップデートすることもできる。

 今回のアップデートは、四半期ごとに実施される定例のセキュリティアップデートで、「Java SE」では、9件の脆弱性が修正された。“CVSS(共通脆弱性評価システム)”のベーススコアは最大で“9.6”となっている。そのほかにも、タイムゾーンデータのアップデートやいくつかの不具合が修正された。

 なお、同日付けでリリースされている「Java SE 8 Update 92」は「Java SE 8 Update 91」にいくつかの機能を追加したもので、おもに開発者向けとなっている。

 次回の定例セキュリティアップデートは7月19日に実施される予定。

ソフトウェア情報

「Java SE Runtime Environment 8(JRE 8)」
【著作権者】
Oracle and/or its affiliates
【対応OS】
64bit版を含むWindows Vista/7/Server 2008 R2/8/Server 2012/8.1/Server 2012 R2/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
8 Update 91(16/04/19)

(樽井 秀人)