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「Python」のWindowsフルインストーラーが引退へ、「3.16」以降は提供されず
これからは「Python Install Manager」で導入・管理
2026年9月25日 06:45
Windows版「Python」でお馴染みだったフルインストーラーが非推奨(deprecated)となり、「Python 3.16」からは提供されなくなるとのこと。代わりに「Python Install Manager」の利用が推奨されている。この移行は、2025年4月に受理された「PEP 773」に沿った措置だ。
「Python」フルインストーラーはEXE形式のセットアッププログラムで、「Python」のバージョンごとに(3.12、3.13……)提供されていた。「Microsoft Store」でも、バージョンごとに「Python」が提供されていた。
しかし、今後は「Python Install Manager」が標準のインストーラーという扱いになる。「Python 3.14」のフルインストーラーでも、「Python Install Manager」への移行が案内されている。フルインストーラーと一緒にインストールされていた「Python launcher for Windows」も非推奨となる。
「Python Install Manager」のメリットは、利用する「Python」のバージョン管理がわかりやすくなることだ。システムにインストールされている「Python」だけでなく、まだインストールされていない「Python」のダウンロード、インストール、切り替えまでを一元管理できる(「Python Launcher」は基本的に切り替えのみ)。
「Python」のないWindows環境で「Python」コマンドを実行すると、「Microsoft Store」から「Python Install Manager」をインストールするよう案内される。セットアップを完了して再び「Python」コマンドを実行すると、最新バージョンの「Python」(執筆時現在「Python 3.14」)が自動でダウンロード・インストールされ、利用可能となる。
さらに『py exec -3.12』といったコマンドを利用すると、一時的に他のバージョン(この例では「Python 3.12」)で「Python」を実行することが可能。当該バージョンがシステムにインストールされていない場合は、「Python Install Manager」が自動で取得する。
どのバージョンが現在の既定になっているかを確認したい場合は、「py list」コマンドを実行すればよい。
なお、「Python」はオランダ出身のプログラマーGuido van Rossum氏が考案し、1991年に初公開したクロスプラットフォーム対応のインタープリター型プログラミング言語。コードブロックを字下げ(インデント)で表現する文法が特徴で、可読性が高いコードをコンパクトに記述できる。さまざまな用途に利用できる汎用言語だが、近年はAIや機械学習の分野で著しい普及を見せている。



























