NEWS(11/08/10 13:48)
“Adobe Flash Player”に脆弱性、不正終了や任意コードの実行を許す恐れ
修正済みの「Adobe Flash Player」v10.3.183.5および「Adobe AIR」v2.7.1が公開
米Adobe Systems Incorporatedは9日(現地時間)、Flashコンテンツを再生するためのプラグイン「Adobe Flash Player」に脆弱性が存在すると発表した。現在、脆弱性を修正した「Adobe Flash Player」v10.3.183.5および「Adobe AIR」v2.7.1が、同社のWebサイトで公開されている。
今回修正された脆弱性は全部で13件にのぼり、「Adobe Flash Player」v10.3.181.36以前および「Adobe AIR」v2.7以前のバージョンに影響する。最悪の場合、細工の施されたWebサイトを開くだけで、プラグインが不正終了し、リモートから任意のコードが実行可能になる恐れがある。なお、現時点ではこれらの脆弱性を悪用した攻撃は確認されていないとのこと。
同社では、これらの脆弱性の深刻度を4段階中最も高い“critical”と評価しており、最新版への早急な更新を呼びかけている。
「Adobe Flash Player」
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 10.3.183.5(11/08/09)
「Adobe AIR」
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/7/XP x64/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.7.1(11/08/09)