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“Twitter API v1”の提供が終了、一部クライアントアプリが動作不能に

“Twitter API v1.1”に対応するバージョンや、ほかのアプリへの移行を

公式ブログ“Twitter Developers”

 米Twitter, Inc.は11日(現地時間)、“Twitter API v1”の提供を終了した。今後は“Twitter API v1.1”を利用する必要がある。

 “Twitter API v1.1”では、ページへの埋め込みに利用される“oEmbed”を除き、APIのエンドポイント(URL)が全面的変更される。また、出力フォーマットがJSONへ統一されるほか、接続がSSL経由に限られるなど、機能面での変更は多岐にわたる。これらに対応しない限り、アプリは動作しない。

 また、ユーザーインターフェイスガイドライン“Display Requirements”への準拠が求められており、機能だけでなくデザインの変更が必要となる場合もある。そのため、これを機にアプリのメンテナンスを断念するケースも少なからず見受けられる。

 たとえば、老舗クライアント「Twit」「P3:PeraPeraPrv」など、メンテナンスが終了したアプリは今後利用できなくなる。また、すでに“Twitter API v1.1”へ対応済みのアプリでも、古いバージョンを利用し続けている場合は、動作しなくなる恐れがある。“Twitter API v1.1”対応版へのアップデートもしくはほかのアプリへの移行が必要だ。

“Twitterクライアント&サービス API1.1対応状況リスト”

 なお、アプリやサービスの“Twitter API v1.1”への対応状況は、「Tween」の作者kiri_feather氏など有志がまとめた“Twitterクライアント&サービス API1.1対応状況リスト”が詳しい。

 もし、自分が利用しているTwitterクライアントが“Twitter API v1.1”に対応しているかどうか不安な場合は参考にするとよいだろう。

(柳 英俊)