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AI音声ノイズ除去・分離やGPUフレーム補間などを搭載した「PowerDVD 24」が発売

AIによるボーカル除去機能の強化や、動画の倍速再生も可能に

「PowerDVD 24」

 台湾のCyberLink Corp.は7月3日(日本時間)、動画再生ソフト「PowerDVD」シリーズの最新版「PowerDVD 24」ダウンロード版の販売を開始した。動画品質の向上技術TrueTheaterや4K/8K動画に対応するDVD/Blu-ray Disc・メディアプレイヤーで、64bit版のWindows 10/11に対応している。パッケージ版の発売は7月25日の予定。

 「PowerDVD 24」では、AIにより環境音などのノイズを除去したり、音声全体のバランスを調整して聞きやすくできるTrueTheater 音声ノイズ除去/音声分離機能がUltra版に搭載された。

「TrueTheater 音声ノイズ除去/音声分離」機能が追加

 また、Ultra/Pro版には、AMD/IntelのGPUを利用した動画のフレーム補間にも対応し、自然で滑らかなスローモーション再生が可能になった。加えて、AIによるボーカル除去機能の強化もされている。

AMD/Intel GPUのフレーム補間に対応

 ほかにも、音声付き時短再生機能でDVDや動画・音楽ファイルの音声ピッチを保ちながら、1.5倍・2倍速での再生が可能となった。

 ダウンロード販売の価格は、Standardエディションが4,800円、Proエディションが7,200円、Ultraエディションが11,800円など。また、年額5,940円サブスクリプション版の「PowerDVD 365」も用意されている。無料体験版は、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。