ニュース

「foobar2000」のモバイル版、Kickstarterなどでの資金調達を開始

支援金30万米ドルでWindows Phone版とWindows ストアアプリ版を開発

“Kickstarter”上の「foobar2000 mobile」資金調達ページ

 高いカスタマイズ性が人気の定番音楽プレイヤー「foobar2000」のモバイル版「foobar2000 mobile」を開発するための資金調達が、10日から始まった。現在クラウドファンディングサイト“Kickstarter”で支援金を出資できるほか、公式サイトでも支援金を受け付けている。

 「foobar2000 mobile」の資金調達は、CDリッピングソフト「dBpoweramp mp3 Converter」などを販売している“dBpoweramp”と協力して行われている。出資金が最低目標額の10万米ドルに到達するとiOS版が開発され、20万米ドルに到達するとAndroid版、30万米ドルでWindows Phone版とWindows ストアアプリ版が開発される。

 また、50万米ドル集まるとクラウド同期機能、70万米ドルで再生した楽曲情報の共有などができるソーシャル機能、100万米ドルで定額制の音楽ストリーミングサービス、130万米ドルで音楽ストアサービスが追加されるという。

 5米ドルの支援で開発チームからのお礼のメールが送られるとともに「foobar2000 mobile」のフォーラムと開発ブログへのアクセス権、25米ドルで5米ドルの特典に加え完成版の「foobar2000 mobile」が贈られるなど、支援金に応じて特典が加えられる。最大の金額となる6,000米ドルを支援するとアルファ版からの利用ができるほか、オリジナルTシャツやイヤフォン、ヘッドフォンが贈られる上、支援者の名を冠したスキンが「foobar2000 mobile」に同梱されるなどの特典を得ることが可能。

(長谷川 正太郎)