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定番の高速コピーツール「FastCopy」v3.00が正式版に
パフォーマンスと使い勝手を向上。Windows 10を含む最新のOSもサポート
(2015/8/18 14:03)
ファイルを高速にコピー・削除できるツール「FastCopy」v3.00が、12日に正式公開された。現在、特定条件下で処理が中断される不具合を修正した最新版v3.01が、作者のWebサイトからダウンロード可能。
「FastCopy」は、デバイスの限界に近いパフォーマンスを発揮することを目的に開発されたオープンソースのファイルのコピー・削除ツール(ライセンスはGPLv3)。そのコンパクトさと軽快な動作から、この分野の定番アプリとして長年愛され続けている。先月、約3年ぶりの新バージョンとなるv3.00がベータ版として公開されていた。
v3.00では、読み取り・書き込みに非同期I/Oを用いることで特にネットワークドライブ間の転送速度が向上。相対パスを利用した包含・除外フィルター、4,096MBを超えるバッファの指定(64bit版のみ)、タイムスタンプ・ファイルサイズを付加したファイルログなどもサポートされた。
そのほかにも、複数の「FastCopy」を起動して同時実行している場合の動作が改善。各種数値が見やすいようにフォントなどが見直されたほか、ヘルプファイルの充実なども図られている。
なお、本バージョンは旧バージョンの「FastCopy」と設定ファイルの互換性がないので注意。また、対応OSがWindows XP/Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2003/2008/2012へと変更されており、Windows 98/Me/NT/2000のサポートは打ち切られている。
ソフトウェア情報
- 「FastCopy」
- 【著作権者】
- SHIROUZU Hiroaki 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 3.01(15/08/17)