REVIEW(09/09/09)
キー操作によるウィンドウの移動・サイズ変更を支援する「Gridy」
マウスがない環境でもタッチパッドに頼らない快適な操作を実現
「Gridy」は、ウィンドウの移動・サイズ変更を支援するタスクトレイ常駐型ソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XPで動作確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
Windows上でウィンドウを移動したり、ウィンドウサイズを変更するには、基本的にマウスで操作する必要がある。しかし、ネットブックなどのモバイルPCを外出先に持ち出すとき、マウスを携帯しないことも多いだろう。そうするとタッチパッドがマウスの代わりとなるが、タッチパッドでのドラッグ操作は使い勝手が悪い。
ウィンドウの移動・サイズ変更はキー操作でも不可能ではないが、[Alt]+スペースキーでタイトルバーのメニューを呼び出し、[M]または[S]キーを押してといったように、その操作手順はこれまた複雑だ。そこで「Gridy」を利用すると、キー操作によるウィンドウの移動・サイズ変更が容易になる。
[Windows]キーを押しながらカーソルキーを押下すると、アクティブなウィンドウを上下左右に移動できるほか、[Shift]キー+[Windows]キー+カーソルキーではウィンドウのサイズを変更することが可能。このとき、カーソルキーを押すたびにあらかじめ指定したグリッド幅でウィンドウが移動・サイズ変更し、そのグリッド幅は4~128ピクセルの6段階で設定できる。
またこのグリッド幅は、マウスでウィンドウを移動したり、ウィンドウサイズを変更するときにも反映され、たとえばウィンドウをデスクトップの隅へぴったり寄せることも簡単だ。
- 【著作権者】
- Danny Ben Shitrit 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows XPで動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.42(09/08/05)