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「DMMファミリーデー2025」フォトレポート ~子どもたちは3Dプリント、42 Tokyoのロジックテストに興味津々!
DMMの従業員家族向けイベントに潜入
2025年7月14日 15:21
合同会社DMM.comが従業員の家族をオフィスに招き、展開事業について紹介する「DMMファミリーデー2025」が7月5日に開催。親に連れられてたくさんの子どもたちが集まった。
生成AIサービスを開発している株式会社Algomaticの展示についてはすでにレポートした。ここでは、それ以外の展示からいくつか紹介する。
3Dプリントの作業を体験できる「DMM.make 3Dプリント」コーナー
「DMM.make 3Dプリント」は、3Dデータをアップロードして、3Dプリンターで出力してもらえるサービスだ。
今回の展示では、会場の3Dプリンターで出力したあと、子どもたちがサポート外しや色塗りを体験するコースが実施されていた。何度か会場の前を通ったが、いつも体験コーナーが子どもたちで満席になっていた。そのほか、リリース前の新サービスとして、ペットの写真1枚からフィギュアを作るサービスも実演していた。
プログラミング学校「42 Tokyo」のロジックゲームに挑戦
「42 Tokyo」は、フランス発の世界的なエンジニア養成機関「42」の日本校だ。4週間にわたる厳しい入学試験「Piscine」に合格すれば、18歳以上なら誰でも無料で学べる。現在、600人が学んでいるとの話だ。なお、42 Tokyoの校長はDMM.com会長の亀山敬司氏が務めている。
会場では、子どもにゲームを通じてプログラミングの考え方を学んでもらうために、Piscineの事前審査でも使われる「ロジックゲーム(LOGIC GAME)」の体験会を実施していた。
「ロジックゲーム」では、マス目で区切られた中に、ロボットのいるマスと、「42」の文字が入ったマスがある。そして、「↑」「↰」「↱」といった動作コマンドを組み合わせて1ステップずつロボットを動かし、「42」のマスを取ると、ステージをクリアできる。再帰によるループや、色による条件分岐の要素もある。一種のノーコードプログラミングだ。
取材で見ている間も、子どもたちが入れかわり立ちかわりゲームに挑戦していた。なかには、次から次へとステージをクリアしていく子どももいて、感心させられた。
AIとの英会話を体験できる「DMM英会話」コーナー
「DMM英会話」のコーナーでは、子ども向けのキッズレッスンの体験と、「AIロールプレイ」の展示を行っていた。
「AIロールプレイ」は、さまざまなシチュエーションをもとに、AIと英会話のロールプレイができるサービス。通常は「DMM英会話」会員向けのサービスなところを、来場者は誰でも体験できるようになっていた。チャット形式の画面で、音声や文字によって、AI相手に英会話を体験できる。
また、1日に4回開催されたキッズレッスンでは、子どもたちがレッスン動画を見ながら英語の歌などを体験していた。
お医者さんや消防士、工作などの体験も
展示会場では、競争用馬ファンドの「DMMバヌーシー」や、オンラインクレーンゲームの「DMMオンクレ」、オンライン診療の「DMMオンラインクリニック」、動画配信の「DMM TV」など、DMMのさまざまなサービスが、子どもたちが体験できる展示を行っていた。
変わったところでは、先進的な救急車・消防車を開発しているDMMグループの「株式会社ベルリング」も、消防士体験などを実施していた。また、DMMが運営するベルギー1部リーグのサッカークラブ「シント=トロイデンVV」のコーナーも設けられた。
そのほか、「きらきらしゃぼんだま」を作る「キッズ工作ラボ」や、かばんを作る「DMMオリジナルバッグ工房」、サイズの合わなくなった服を交換する「おさがり広場」、七夕の短冊やメッセージなどを飾るコーナーなども実施されていた。