REVIEW(09/12/03)
複数のタブをグループタブで管理できるFirefox拡張「タブグループマネージャー」
特定のグループタブを“休止状態”にしてメモリ使用量を軽減することも可能
「タブグループマネージャー」は、開きすぎた大量のタブをグループ分けしたタブで管理できる「Firefox」用の拡張機能。「Firefox」v3.0以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vista上の「Firefox」v3.5.5で動作確認した。ライブラリサイト“Firefox Add-ons”からダウンロードできる。
本拡張機能をインストールすると、標準のタブバー上部へ独自のツールバーが追加され、このツールバー上で複数のタブを“グループタブ”として切り替えられるようになる。導入直後は“開始”という名前のグループタブが作成され、現在開いているすべてのタブがこのグループ内に納められる。
新たなグループタブを追加するには、ツールバー左端の[+]ボタンをクリックすればよい。各グループタブには任意の名前をつけられるので、まずはいくつかのグループタブを追加しておき、“ニュース”“仕事”“買い物”などカテゴリー別でわかりやすいグループ名をつけておこう。あとは、グループ分けしたいタブを任意のグループタブ上へドラッグ&ドロップすればよい。
グループタブを削除したい場合は、ツールバー右端の[-]をクリックすればよい。このとき、グループ内のすべてのタブが閉じられるので、削除する場合は間違えないように注意しよう。また、グループタブの右クリックメニューから、グループ名を変更することも可能だ。
さらに、グループタブの右クリックメニューから[休止状態にする]をクリックすると、グループ内のタブを一時的にすべて閉じることで「Firefox」が占有するメモリ使用量を軽減できる。閉じたグループタブの情報は本拡張機能が保持しているのでいつでも元の状態に復元可能。
また、本拡張機能はセッションマネージャー機能も備えており、設定画面で有効にしておくことで、「Firefox」の起動時に前回終了時のグループタブを復元できる。ただし、「Tab Mix Plus」を併用している場合は、「Tab Mix Plus」が備える独自のセッションマネージャー機能を無効化しておく必要があるので注意。
- 【著作権者】
- Axel Shootingstar 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows Vistaで動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 2009.10.02.05(09/11/11)