レビュー
パケットを送出せずにネットワークに接続された端末を調査「WhoIsConnectedSniffer」
外部から送られてくるパケットをキャッチして、ネットワーク内の端末の情報を蓄積
2015年2月17日 15:55
「WhoIsConnectedSniffer」は、ネットワークに接続された端末を調査するためのツール。64bit版を含むWindows 2000から8までに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトはネットワークドライバーを利用してパケットをキャプチャーし、現在接続中のネットワークに接続した端末の情報を取得する。みずからはパケットを送出することなくただ待機し、外部から送られてくるARP/UDP/DHCP/mDNS/BROWSERといったプロトコルのパケットを取得・解析するのが本ソフトの特長。インストール不要で利用できるポータブルアプリなので、USBメモリなどに入れおくとよいだろう。
取得できる情報は、端末のIPアドレス、MACアドレス、端末の名前と説明、OS、ネットワークアダプターの製造会社、最初に検知された日時、最後に検知された日時など。これらの情報はメイン画面のリストに蓄積され、ユーザーはダブルクリックで詳細を閲覧したり、CSV/TSV/XML/HTML形式でエクスポートすることができる。
なお、本ソフトを利用するには別途ネットワークドライバーのインストールが必要。「Wireshark」などでお馴染みの「WinPcap」と、Microsoft製の「Network Monitor Driver」が利用できる。
ソフトウェア情報
- 「WhoIsConnectedSniffer」
 - 【著作権者】
 - Nir Sofer 氏
 - 【対応OS】
 - 64bit版を含むWindows 2000から8まで(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
 - 【ソフト種別】
 - フリーソフト(寄付歓迎)
 - 【バージョン】
 - 1.09(15/01/30)
 














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