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さまざまな木の樹形を描く「Draw a Tree for Win32」

幹や枝の条件を変えるだけでケヤキの大木から梅のひと枝のような樹形も

(11/02/16)

「Draw a Tree for Win32」v1.0「Draw a Tree for Win32」v1.0

枝垂れ桜のような樹形も描ける枝垂れ桜のような樹形も描ける

 さまざまな木の樹形を簡単に描けるソフト。幹の太さや長さ、枝の角度や分岐の数といった条件をマウスで変更するだけで、ケヤキの大木のような樹形から枝垂れ桜、生け花の梅のひと枝のような樹形まで、さまざまな樹形モデルを半自動で描くことができる。たとえばイラストの素材やデザインのヒントなどにお勧め。

 無地の描画領域の下段にスライドバーやボタンの並んだウィンドウが表示されるので、まず下段右端の[枝を増やす]ボタンを何度か繰り返し押そう。すると最初は茶色いY字の棒だったものがどんどん枝分かれして、木のような樹形になる。標準では[自動で書き直す]オプションがONになっており、数秒ごとに樹形は自動更新される。

 続いて“幹の太さ”“幹の長さ”“左右の枝の長さ”などのスライドバーを動かすと、描かれる樹形がリアルタイムに変化する仕組み。また、枝分かれを3本にしたり、枝が左右交互に伸びるようにしたり、枝の向きを上向きや下向きに変える、枝をくねらせる、といったオプション選択によっても樹形全体は大きく変化する。枝先に緑またはピンクの丸を加え、葉が繁ったり花を咲かせたような雰囲気にすることも可能。

 なかなか思い通りの樹形にならないときは、プリセットの樹形が4つ用意されているので参考にするといいだろう。なお、描いた樹形をファイル出力するような機能はないため、保存したい場合は[PrintScreen]キーによるスクリーンショットを利用しよう。

【著作権者】
こもりひでき 氏
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0

(川原 徹也)