人気ソフトはここがすごい!

スマホの写真をPCに自動同期して作業を効率化できる「Dropbox」

オンラインストレージをPC上で心地よく使えるクライアントソフト

「Dropbox」

 『人気ソフトはここがすごい!』では、窓の杜ライブラリの収録ソフトから、窓の杜スタッフが定番ソフトをピックアップ。活用ポイントを踏まえつつ紹介します。

 オンライン上にファイルを手軽に保存しておけるクラウドストレージサービスは、その利便性はもちろんのこと、無料またはリーズナブルに使えることなどから、今や身近な存在となりました。たいていのサービスはどれも使い勝手が良いのですが、今回はPC上でも違和感なく使える「Dropbox」公式のクライアントソフトを紹介します。

 「Dropbox」のクライアンソフトは、同期しているフォルダーをエクスプローラー上に表示できる点が魅力です。Dropbox用フォルダーにファイルを移動させるだけでクラウド上にアップロードを行え、各ファイルアイコンの左下に付いたマークが緑色になればアップロード完了。また、ファイル・フォルダーの共有も右クリックメニューから簡単に実行できます。見た目も操作もわかりやすく、誰でもとっつきやすい仕組みです。

エクスプローラー上に同期した“Dropbox”のフォルダー・ファイルが表示される
PC上で同期するサブフォルダーを指定することも可能。PC内の容量を節約したい時などに使おう

 さらに、スマートフォン向けのアプリも提供されており、設定を変更すればスマートフォンで撮影した写真を自動で同期できるので、撮影した写真をPCに転送する手間が省け、作業の効率化につながります。スマートフォンが充電している時やWi-Fi接続時だけ同期するといった条件も設定可能なので、スマートフォンのデータ通信量やバッテリー残量を気にすることなく活用できるのがうれしいところです。

“カメラアップロードをオンにする”をタップして有効化すれば準備完了
写真は“カメラアップロード”フォルダーに自動でアップロードされる