特別企画

（11/03/31）

　東北地方太平洋沖地震の影響により、電力会社が提供できる最大量が低下している。これにより、企業や個人に対して節電が呼びかけられているほか、一部地域では計画停電が実施されている。

　そこで本企画では、東京電力が1時間ごとに公開している電力の使用状況を表示するオンラインソフトをまとめてみた。電力の状況に目を向け、節電への意識をより高めていただければ幸いだ。

「Google Chrome」のツールバーに電力使用率を表示「東京電力の電力使用状況」

　「東京電力の電力使用状況」は、「Google Chrome」のツールバーへ現在の電力の使用率を表示する拡張機能。

　インストールすると、「Google Chrome」のツールバーに電球の形をしたアイコンが追加される。アイコンには、供給できる電力の最大量と使用量から算出される電力の使用率が数値で表示されるほか、電力の使用率に応じて電球の見た目が変化する仕組み。また、アイコンをクリックすると、電力の使用率を表した横向きのバーをポップアップで表示可能。

「東京電力の電力使用状況」の「Opera」版

　「東京電力の電力使用状況」は、「Opera」のツールバーに電力の使用率を表示できる拡張機能。有志によって作成された、「Google Chrome」用の拡張機能「東京電力の電力使用状況」の「Opera」版だ。「Google Chrome」版と同様の機能を備えているので、「Opera」ユーザーはこちらを利用しよう。

「Google Chrome」で東京電力のグラフを表示「東京電力 節電状況」

　「東京電力 節電状況」は、東京電力の“電力の使用状況グラフ”を手軽に表示できる「Google Chrome」用の拡張機能。

　インストールすると、「Google Chrome」のツールバーにバッテリーの形をしたアイコンが追加され、電力の使用率を数値で確認できる。また、アイコンをクリックすると、東京電力のWebページに掲載されている電力使用量の推移を棒グラフで表した“電力の使用状況グラフ”をポップアップで表示できる。

「Firefox」のアドオンバーで使用率を確認「TepcoMeter for Firefox」

　「TepcoMeter for Firefox」は、「Firefox」のアドオンバーへ電力の使用率を表示する拡張機能。使用率にマウスカーソルを合わせると、電力の供給力と使用量のほか、計画停電の実施状況をポップアップで表示できる。

　表示される使用率は10分ごとに自動で更新されるほか、数値をクリックすることで強制的にリロードすることが可能。

電力使用率を横向きのバーで表示するWindowsガジェット「東電電力使用状況」

　「東電電力使用状況」は、電力の使用率を横向きのバーで表示するWindowsガジェット。また数値により、電力の使用量と供給力を確認可能。Webブラウザーを起動していないときでも電力の使用状況を確認したいという場合は、本ガジェットを利用するとよいだろう。

Androidで電力使用率を確認するなら「電力の使用状況ウィジェット」

　「電力の使用状況ウィジェット」は、アナログメーターと数値で電力の使用率を表示するAndroid（アンドロイド）用のウィジェット。ウィジェットは、アイコン1つ分ほどのサイズで場所を取らないのがうれしい。

　また、ウィジェットをタップすると横向きの棒グラフが並ぶ画面が表示され、3月23日以降の電力の使用量の推移などを確認できる。