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Adobe、「Adobe Flash Player」「Adobe AIR」の月例アップデートを公開
深刻度“Critical”の脆弱性を4件修正
(2013/9/11 11:01)
米Adobe Systems Incorporatedは10日(現地時間)、「Adobe Flash Player」および「Adobe AIR」の月例アップデートを公開した。現在、最新版が同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。すでにインストールされている場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることもできる。
同社が公開したセキュリティ情報(APSB13-21)によると、今回の月例アップデートでは、プラグインのクラッシュとシステムの乗っ取りにつながる恐れのある脆弱性が4件修正されているとのこと。
これらの脆弱性の深刻度は“Critical”(4段階中最高)で、更新プログラムの適用優先度は「Adobe Flash Player 11.7」「Adobe Flash Player 11.8」(Windows/Mac OS X版)でもっとも高い“1”、それ以外は比較的緊急性の低い“3”。それぞれ以下の最新版への更新が推奨されている。
- 「Adobe Flash Player 11.8」(WindowsおよびMac OS X):v11.8.800.168
- 「Adobe Flash Player 11.7」(WindowsおよびMac OS X):v11.7.700.242
- 「Adobe Flash Player 11.2」(Linux):v11.2.202.310
- 「Adobe Flash Player 11.1」(Android 3.xおよび2.x):v11.1.111.73
- 「Adobe Flash Player 11.1」(Android 4.x):v11.1.115.81
- 「Adobe AIR 3.8」:v3.8.0.1430
なお、「Internet Explorer 10」に同梱されているプラグインは“Windows Update”を通じて最新版(v11.8.800.168)が提供される。また、「Google Chrome」にもコンポーネントアップデーターを通じて修正版のプラグイン(v11.8.800.170)が提供される。
また、今回のアップデートにはさまざまな不具合修正が含まれている。詳細は以下のURLにある各製品のリリース告知を参照してほしい。また、開発者向けに先行公開された製品版「Windows 8.1」の「Internet Explorer 11」には、「Adobe Flash Player」プラグイン関連の既知の不具合(IMEで非ラテン文字が入力できないなど)が存在する。詳細はMicrosoftが公開しているドキュメントを参照のこと。
ソフトウェア情報
- 「Adobe Flash Player」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 11.8.800.168(13/09/10)
- 「Adobe AIR」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.8.0.1430(13/09/10)