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Mozilla、プラグインを原則ブロックする方針を明らかに。「Firefox 26」より実施
最新版の「Adobe Flash Player」プラグインは対象外
(2013/9/26 15:48)
Mozillaは24日、「Firefox 26」から原則としてすべてのサードパーティ製プラグインを初期状態でブロックすることを明らかにした。「Firefox 26」の“Aurora”版には、すでにこの変更が盛り込まれている。
「Firefox 26」ではサードパーティ製プラグインが“Click-to-Play”機能により初期状態で無効化される。プラグインはユーザーがサイト単位で有効化する必要がある。
「Firefox 26」でプラグインが利用されているページを開くと、アドレスバー左側にプラグインの存在を示すアイコンが表示される。このアイコンをクリックするとポップアップが現れ、プラグインの有効化・無効化が切り替えられるようになる(このユーザーインターフェイスはすでに「Firefox 24」で採用済み)。ページ上にある無効化されたプラグインコンテンツの領域をクリックすることで、このポップアップへアクセスすることも可能。
ただし、「Adobe Flash Player」プラグインのみは例外で、初期状態で有効化される。ただし、脆弱性のある古いバージョンの「Adobe Flash Player」は、ほかのプラグインと同様ブロックされ、最新版へのアップデートが案内される。
また、従来の“Click-to-Play”機能では、ページ上にある複数のプラグインコンテンツを個別に有効化することができた。しかし、この方法はユーザーにとってわかりにくいことが判明したので、新しい“Click-to-Play”機能ではページ単位でプラグインコンテンツの有効化・無効化を管理する仕組みになっている。従来の方法を望むパワーユーザー向けには、それを実現する拡張機能が別途提供される。