いまさら聞けないWindows 10のTips

第87回

音量ゼロで使っていても安心! 画面を点滅させて警告を目立たせる

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれないが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在する。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介する。

サウンドの視覚的通知を有効にして画面全体を点滅させるには

 外出先や職場などはもちろんのこと、普段から必要でないときはPCの音量を「0」にして使っているという人は意外に多いものです。

 余計な音がない方が集中できるうえ、周りに迷惑もかけないので便利です。しかし、エラーが発生したときも静かにメッセージを表示するだけになってしまいますので、ともするとエラーメッセージを見逃してしまうことがあります。

 そんな使い方をしているときに便利なのが、「サウンドの視覚的通知」の設定です。音の代わりに画面を点滅させることができるので、「なんだろう?」と注意深くメッセージを気にするようになります。

 タイトルバー、アクティブウィンドウ、画面全体と、点滅させる範囲の違いによって3段階の設定ができますが、タイトルバーやアクティブウィンドウの点滅は控えめで、一瞬の点滅を見逃しがちです。せっかくサウンドの代わりに点滅させるなら、画面全体を選択しておく方がいいでしょう。

「設定」の[簡単操作]で[その他のオプション]を選択。[サウンドの視覚的通知]で[画面全体を点滅させる]を選択
エラーや警告メッセージが表示されるとサウンドの代わりに画面を点滅させて通知する