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【第9回】
「Ryzme」踊って踊って自分を徹底コーディネート!
(05/01/28)
“βテスト”とは、不具合修正の目的で、開発中のゲームを一般のユーザーにプレイしてもらい、最終的な動作検証などを行うもの。現在では、正式サービス開始前に無料でβテストを行うのが一般的となり、タイトル数も増加している。 そこで、MMORPGをはじめとしたβテストを実施しているタイトルの増加に伴い、毎月最終金曜日は現在βテストを実施しているゲームを“週末ゲーム”の特別版“βテスター”として紹介する。話題のゲームや独自に注目しているゲームのβテストに参加し、ゲームの内容やテスター独自の視点で感じたことなどを報告していこう。
まずはキャラクターを作成
キャラクター作成が完了したら、本作品の舞台となる“Ryzmeタウン”という小さな街に移動する。“Ryzmeタウン”は、ダンスバトルを行う“ステージ”、キャラクターの衣装などを購入できる“ショッピングモール”、プレイヤーのランキングを確認できる“ランキング”、そして工事中となっている“マイルーム”“カフェ”の5つの建物で構成されている。それぞれの建物をマウスでクリックすると中に入ることができるので、まずは多数のプレイヤーが集まる“ステージ”をクリックしよう。
“ルーム”を作成してレッツダンス!
“チュートリアルモード”が終了すると、たくさんのユーザーが集う“ロビー”に移動する。“ロビー”画面では、左側にプレイヤーが入場してダンスバトルを行う“ルーム”一覧、右側に“ルーム”に入場していない待機中のプレイヤーの一覧が表示される。“ロビー”で待機しているプレイヤーは、他のプレイヤーが作成し“Waiting”と表示されている“ルーム”に入場したり、自分で“ルーム”を新規作成して他のプレイヤーの入場を待つか、1人で練習することが可能。初めてプレイするときは、操作に慣れるために“ルーム”を新規作成して1人で練習するとよいだろう。 “ルーム”に入場すると、同じ“ルーム”に入室しているプレイヤーが表示される“セッティングルーム”画面に切り替わる。ダンスバトルの準備ができたら、画面下側の[START]ボタンを押して待機しよう。また“セッティングルーム”では、“ルーム”内のプレイヤーとチャットを行うことも可能だ。自分で“ルーム”を作成した場合は、ダンスバトルで使用する曲や、バスケットコート、渋谷といったステージを選択できるほか、対戦モードを各プレイヤー個人の得点を競う“single”、2対2や3対3のチームを組んでダンスバトルを行う“team”の2つから選択できる。1人で練習したい場合や“ルーム”内で参加人数を制限したいときは、画面中央に6個表示されている青い枠をクリックして赤い枠に変えていくとよい。そうすると、残された青い枠の人数しか入場できなくなる。ただし1人で練習を行った場合は、経験値と“DEN”が獲得できない。
曲の4拍子目にスペースキーを入力しよう
1小節内でのキー入力が成功してキャラクターを踊らせることができると、“スキルレベル”が上がって“スキルノート”に表示される矢印の数が増えていく。たとえば、1小節目では矢印の数が1つ、2小節目で2つ、3小節目で3つといった具合に、ダンスを成功させるたびに、“スキルレベル”が1つずつ上がっていく仕組みだ。なお、スペースキーを入力するタイミングを外した場合などは“MISS”となり、“スキルレベル”が1に逆戻りする。 “スキルレベル”は、最大でレベル9まで上げることが可能。“スキルレベル”レベルが上がれば上がるほど、入力するカーソルキーの数が増加して、1小節内で入力しきれないときもある。また、レベル7と9のダンスを成功したあとは“FREE STYLE”、レベル9の“FREE STYLE”終了後はキャラクターが激しく踊る“FINISH MOVE”という激しい踊りでゲームを盛り上げることができる。しかし、“FREE STYLE”や“FINISH MOVE”を成功させるには、最低でも7個のキーを1小節以内に入力する必要がある。またレベル9まで進むには、10小節以上連続でダンスを成功させなければならない。慣れるまでは、レベル5前後の入力でつまずくことが多いので、1拍子で2つずつキーを入力していくなど練習を繰り返して、“FINISH MOVE”を成功できるようにしよう。
対戦相手のダンスを妨害することも可能なダンスバトル
また、対戦相手のダンスを妨害することも可能だ。妨害を行う方法は、まず“スキルレベル”がレベル6のときにいくつかの矢印が光る場合があるので、その光る矢印を入力してダンスを成功させ攻撃アイテムを入手する。攻撃アイテムは、レベル6以上のダンスをスペースキーではなく[Ctrl]キーで発動させると使用することが可能。攻撃が成功すると、対戦相手のスキルレベルを一気に1まで下げることができる。逆に攻撃を受けた場合は、“スキルノート”に“DEFENSE”という文字と矢印が表示されるので、“DEFENSE”で指定された矢印を入力してダンスを発動させれば回避できる。ただし、“DEFENSE”で表示される矢印のなかに赤く光っているものがあり、その矢印を入力するときは、表示と反対のカーソルキーを入力しなければならない。つまり“→”が赤く表示されている場合は、“←”を入力しないと“DEFENSE”が成功しないので注意しよう。
経験値と“DEN”を稼ぎまくれ対戦が終了すると、ダンス内容や順位に応じて経験値と“DEN”を獲得できる。また、ゲーム内のランキングを上げていると獲得値も上昇していくという。そして“DEN”がある程度貯まったら、衣装の購入ができる“ファッションモール”に移動してみよう。ここでは、本ゲームの醍醐味であるキャラクターの着飾りを楽しめる。その内容は、ボディラインが強調されるトップスの“アクアグラマー”や、ヒップホップダンサー風のゆったりしたボトム“ヒップホップジーンズ”など多種多様だ。ただし、オシャレな衣装ほど高額になっていくので、コツコツと貯金に励むか、安い衣装で満足するかはプレイヤーの判断次第となる。がんばって自分好みのキャラクターに仕上げよう。 経験値は“ランキング”に反映される。経験値に合わせてキャラクターのレベルも上昇し、レベル11~15までは“クラブダンサー”といった具合に肩書きも変化していくシステムだ。経験値を稼いで、ランキングトップ10入りを目指すのもよいだろう。ちなみに、キャラクターレベルが6以上になると、初心者サーバーに入れなくなる。初心者サーバーで経験を積んだら、フリーサーバーへと移動しよう。逆に、初心者サーバーはスキルレベルが7までしか存在しない、まさにビギナー用サーバーということになる。
チームプレイも可能!
わずかな時間で遊べる手軽さが魅力本作品は、カーソルキーとスペースキーの簡単操作だけでなく、10分程度のわずかな時間でも楽しめる手軽さが大きな魅力だ。また、ダンスバトルで勝ち抜くだけでなく、さまざまなタイプの衣装を購入してオリジナルのキャラクターを作り上げていく遊び方もできるだろう。しかし、コミュニケーションを深める手段が“ルーム”や“ロビー”内でもチャットに限定されているのが残念でならない。今後は、プレイヤー同士のコミュニケーションスペースである“カフェ”や、ダンスの練習ができる“マイルーム”といった機能が実装される予定なので、早い実装が待たれるところだ。だが、リズムアクションゲームとしての完成度はかなり高いと思うので、手軽に対戦できるゲームを探している人は、一度プレイしてみてはどうだろうか。
【著作権者】SeedC(株)、T3 Entertainment
□Ryzme リズミィ (芹澤 正芳)
Copyright © 2005 SeedC Inc. / T3 Entertainment All Rights Reserved.
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