“Google ニュース”の虚偽ニュース対策が拡大 ～ブラジル・メキシコ・アルゼンチン

“Google ニュース”の“Fact Check”タグ（アメリカ版）

　米Google Inc.は15日（現地時間）、“Google ニュース”のニュースタグ“Fact Check（事実確認）”をブラジル・メキシコ・アルゼンチンで導入したことを明らかにした。“Fact check”タグは、Googleが認めた事実確認済みの記事に付けられるタグで、昨年10月のアメリカ・イギリスを皮切りに、ドイツ・フランスでも導入されている（日本は未導入）。

　“news.google.com”では特定のトピックを広げると、“Opinion（意見）”“In-Depth（詳細）”といったタグの付いた記事が現れるが、“Fact Check”もそのようなタグの1つだ。“Fact Check”タグの付いた記事はさまざまな第三者団体により事実の確認が行われていることを示しており、近頃問題となっているフェイク（虚偽）ニュースへの有効な対策として期待されている。

　なお、“Fact Check”タグは“google.com”のニュース検索でも表示されるほか、iOS/Androidアプリ「Googleニュース＆天気情報」でも確認できる。