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“Google 検索”が改善、自身に関する“ナレッジパネル”を自身で修正可能に
“Google アカウント”で本人確認をするとエンティティを自身で管理できる
2018年8月20日 17:46
“Google 検索”で有名な人物や会社・組織を検索すると、検索結果ページに“ナレッジパネル”と呼ばれるパネルが表示されることがある。検索対象に関する情報を簡潔にまとめた概要や、より詳しく知りたい場合に役立つリンクが設けられた大変便利なものだが、ときどき間違った情報が掲載されていることがあるのが難点だ。米Googleは8月16日(日本時間)、この“ナレッジパネル”に掲載されている内容を自身で改善できるよう、修正を提案する機能を追加したことを発表した。
“ナレッジパネル”の内容を管理するには、当該エンティティ(検索対象となっている情報の実体)が自身、もしくは自身が属する組織であることを証明する必要がある。パネルの下にあるリンクから認証手続きに進み、続いて“Google アカウント”で“YouTube”や“Google+”、“Search Console”、“Twitter”にログインしよう。ログインが正常に完了すると本人と認証され、エンティティの管理が行えるようになる。
同社はこの認証プロセスの更新を実施しており、より幅広いユーザーが利用できるように取り組んでいるという。個人や組織・企業に対して事実と異なる情報を修正する手段を提供し、ユーザーが正確で関連性の高い情報を確実に見つけられるようにすることで検索機能の向上を図る考えだ。