ニュース
公開終了のiOSカメラアプリ「Microsoft Pix」がv2.0となって復活 ~シャッター音を切るオプションも健在
モバイルスキャナーとしても利用可能。AI搭載の賢いカメラ
2020年12月9日 07:00
米Microsoftは12月8日、「Microsoft Pix カメラ」v2.0を公開した。「Microsoft Pix カメラ」は、同社がiOS向けに無償提供しているAI搭載のカメラアプリ。惜しまれつつも今年3月をもっていったん公開終了となっていたが、メジャーバージョンアップの上、復活を果たした。
「Microsoft Pix」は、AIでカメラの設定をシーンに合わせて自動で調整してくれるカメラアプリ。シャッターを切る直前と直後をバースト撮影し、ベストショットを選び出して瞬時に補正してくれるため、ユーザーがあれこれ考えなくていいのが魅力だ。紙の資料やホワイトボード、名刺を撮影して自動補正するモードを備えているので、モバイルスキャナーアプリとしても役立つ。
メジャーバージョンアップとなるv2.0では、最新デバイスでの問題を修正。システム要件が「iOS 13」以降へと引き上げられたが、今後もストアで提供できるようになった。
また、ユーザーインターフェイスも刷新。従来機能の一部は省かれたようだが、その分シンプルになった。露出の制御やフォーカスポイントの固定、縦横比の調整、水準器、グリッドの表示といったプロ向けの高度な設定は、撮影前にカメラを下へスワイプするとアクセス可能。撮影後はフィルターをかけたり、トリミングなどの編集処理が行える。ユーザーに人気のシャッター音を切るオプションも健在だ。
ソフトウェア情報
- 「Microsoft Pix カメラ」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- iOS 13.0以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.0(20/12/08)