残業を減らす!Officeテクニック
Gmailの「連絡先」をOutlookに読み込みたい! 必要なアドレス情報を1つにまとめる方法
Outlookの「連絡先」からGmailへの転送も簡単
2024年1月9日 06:55
プライベートと仕事で、GmailとOutlookを使い分けている人は多いですよね。個人のメールアドレスから仕事の関係者へ、もしくは仕事のメールアドレスから友人や知人へ連絡することは少ないと思いますが、“連絡先”をまとめたいことがありませんか。
特にAndroidスマートフォンを使っている場合、新規の連絡相手は「連絡先」アプリに保存することが多いでしょう。例えば、取引先から受け取った名刺をスマートフォンでスキャンして登録すると、仕事の関係者の情報が個人のGmailの「連絡先」に保存されます。職場に戻ってメールしようとしたら、Outlookの「連絡先」には該当の相手がいないという状況になるわけです。
最初から「Outlook」アプリの「連絡先」に登録すればいいのですが、慣れたアプリでとりあえず登録してしまうことも少なくありません。散らかってしまった“連絡先”を整理するために、メールアドレスやその他の情報をコピペして、1件ずつ処理したりする必要はありません。エクスポートとインポートの機能を利用しましょう。選択した連絡先だけを移行可能です。
Gmailの「連絡先」からエクスポートする
Gmailの「連絡先」をエクスポートするには、Gmailの「連絡先」のWebページを表示します。GmailのWebページからアクセス可能です。すべての連絡先をエクスポートすることもできますが、ここでは選択した連絡先のみをエクスポートします。エクスポートするCSVファイルは[Outlook CSV形式]を選択してください。
エクスポートした連絡先は「contacts.csv」という名前のファイルで、既定のダウンロード先のフォルダーに保存されます。このCSVファイルをOutlookに取り込むので、ファイルの保存場所を確認しておいてください。
Outlookの「連絡先」にインポートする
Gmailの「連絡先」からエクスポートした「contacts.csv」を利用します。ローカルにインストールされた「Outlook(New)」アプリ(新しいOutlook)でも同様に操作できますが、ここではWeb版のOutlookのWebページで処理します。
なお、新しいOutlookについては以前の記事も参考にしてください。
Outlookの「連絡先」をGmailに移行する
Outlookの「連絡先」をエクスポートして、Gmailの「連絡先」にインポートします。ただ、本稿執筆時点でローカルの新しいOutlookでは、連絡先を選択してエクスポートができません。また、Web版のOutlookで[新しい連絡先]のスイッチがONの状態では、選択した連絡先のみをエクスポートすることはできません。
[新しい連絡先]のスイッチをいったんOFFにして、エクスポートする連絡先の整理用にフォルダーを作成してします。作業後はONに戻して構いません。
続けて、ダウンロードしたファイル「連絡先.csv」をGmailの「連絡先」のWebページからインポートします。