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「Google Chrome」19件の脆弱性 ~修正版のv90.0.4430.212が公開

最大深刻度は「High」

「Google Chrome」v90.0.4430.212

 米Googleは5月10日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の最新安定版v90.0.4430.212を公開した。19件の脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっており、できるだけ早いアップデートが必要だ。

 このうちCVE番号が割り当てられた問題は15件。深刻度の内訳は、同社基準で上から2番目の「High」が13件、上から3番目の「Medium」が2件となっている。そのほかにも、内部監査やファジングなどによって発見された問題も修正されたとのこと。

 デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10に対応する。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)から手動でアップデートすることもできる。