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Windows 11環境で「フォト」アプリの起動に失敗する問題が発生中

「BlockNonAdminUserInstall」ポリシーが原因か

同社のリリース

 米Microsoftは6月18日(現地時間)、Windows 11環境で「フォト」アプリの起動に失敗する問題が発生していることを認めた。現在、解決に取り組んでいるとのこと。

 この問題は、2024年6月4日以降に「Microsoft Store」から「フォト」アプリをアップデートした場合に発生することがあるという(バージョン 2024.11050.29009.0以降)。アプリを起動すると、読み込み中を示す回転インジケーターが現れるが、正常に起動を完了することはできない。「Process Monitor」(Procmon)で監視すると、プロセス終了時のアクセス拒否エラー(Exit Status: -2147024891)が表示されることがある。

 同社によると、この問題は「Prevent non-admin users from installing packaged Windows apps」というポリシー、またはそれと同じ動作をするCSP(Configuration Service Provider)ポリシー「BlockNonAdminUserInstall」を有効にしている場合に発生する可能性が高いとのこと。これらはHomeエディションのWindows 11では設定できないため、一般の家庭環境で発生することはないだろう。

 なお、影響を受けるプラットフォームは「Windows 11、バージョン 22H2/23H2」のみだ。サーバーOSやWindows 10環境では発生しない。