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「Wireshark 4.2.6」「Wireshark 4.0.16」が公開 ~「Wireshark 3.6」は終了
Windows/Mac/Linux対応の無料ネットワークプロトコルアナライザー
2024年7月16日 06:30
フリーのパケットキャプチャーツール「Wireshark 4.2.6」が、7月10日(協定世界時)に公開された。脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。
「Wireshark」は、Windows/Mac/Linuxなどをサポートするクロスプラットフォーム対応のネットワークプロトコルアナライザー。ネットワークに流れるさまざまなパケットを採取し、情報をリアルタイムで表示したり、ログファイルを解析・調査できる。Windows版の対応OSはWindows 8.1/10およびWindows Server 2012/2012 R2/2016/2019で、現在公式サイト「wireshark.org」から無償でダウンロード可能。窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。
「Wireshark 4.2.6」は、昨年11月にリリースされた「Wireshark 4.2」のマイナーアップデート。以下の脆弱性修正に加え、さまざまな不具合が修正されている。
- wnpa-sec-2024-10:SPRT dissector crash
この脆弱性は旧ブランチにも影響する。「Wireshark 4.0」シリーズを使っている場合は「Wireshark 4.0.16」への更新が必要だ。
なお、「Wireshark 3.6」ブランチの提供は終了した。32bit版のWindows、macOS 10.13、Red Hat EL 7、SUSE Linux ES 12で「Wireshark」はサポートされないので注意したい。
ソフトウェア情報
- 「Wireshark」Windows向け開発版
- 【著作権者】
- Gerald Combs and contributors
- 【対応OS】
- 64bit版のWindows 8.1/10およびWindows Server 2012/2012 R2/2016/2019
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 4.2.6(24/07/10)