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「Microsoft Edge」v128.0.2739.63がリリース ~キャッシュエラーの不具合に対処

脆弱性が発見された「Chromium」も更新

「Microsoft Edge」v128.0.2739.63

 米Microsoftは9月3日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v128.0.2739.63を安定(Stable)チャネルでリリースした。HTTPキャッシュからリソースを取得する際、ページが完全にロードされない問題が修正されている。「開発者ツール」ではリクエストが「net::ERR_FAILED」で失敗したと記録される。

 また、アナウンスはないものの脆弱性も修正されているようだ。「Chromium」がアップデートされているが、最新版では以下の2件のセキュリティ欠陥が修正されている。

  • CVE-2024-8362:Use after free in WebAudio
  • CVE-2024-7970:Out of bounds write in V8
「Chromium」がv128.0.6613.120に

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。また、従来よりもわかりやすくしたアップデートインジケーターも展開中だ。