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「NTLMv1」は削除済み機能に、「Windows 11 バージョン 24H2」「Windows Server 2025」で

全バージョン非推奨、IT管理者は脱「NTLM」を

同社のサポートサイト

 今年10月にリリースされた「Windows 11 2024 Update」(バージョン 24H2)では、「NTLMv1」が削除されているとのこと。米Microsoftが12月9日、自社のサポートサイトで公開しているWindowsクライアントから削除された機能リストをアップデートした。「Windows Server 2025」にも含まれていない。

 「NT LAN Manager」(NTLM)は、「Windows NT 3.1」で導入されたユーザー認証方式。すでに時代遅れとなっており、NTLMリレー攻撃などのターゲットとなっているのが現状で、同社は今年6月に「NTLM」の全バージョンを非推奨にしている。

 なお、より一般的に用いられている「NTLM v2」も、そう遠くない将来に廃止される見込み。同社は「Windows Server 2025」「Exchange Server 2019」で既定のセキュリティ設定を強化することで「NTLM」を狙う攻撃への対策を行うとともに、IT管理者へ「Kerberos」への移行を呼び掛けている。