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「Microsoft Edge」にセキュリティ更新 ~ヒープバッファーオーバーフローなどに対処

v133.0.3065.82への更新を

「Microsoft Edge」v133.0.3065.82

 米Microsoftは2月21日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v133.0.3065.82を安定(Stable)チャネルでリリースした。原則週に1回実施されているセキュリティアップデートだ。

 本バージョンでは、ベースとなっている「Chromium」がv133.0.6943.127へとアップデートされ、CVE番号ベースで3件の脆弱性が修正された。

  • CVE-2025-0999:Heap buffer overflow in V8(High)
  • CVE-2025-1426:Heap buffer overflow in GPU(High)
  • CVE-2025-1006:Use after free in Network(Medium)

 最大深刻度は「High」と評価されているが、悪用の報告は今のところない。

「Chromium」がv133.0.6943.127に

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。