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「Google Chrome」にヒープバッファオーバーフローなどの脆弱性、修正版が公開
Windows環境にはv133.0.6943.126/.127が展開中
2025年2月19日 10:15
米Googleは2月18日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定(Stable)チャネルをアップデートした。現在、Windows/Mac環境にv133.0.6943.126/.127、Linux環境にv133.0.6943.126が展開中だ。
本バージョンは、毎週実施されているセキュリティアップデート。今回は3件の脆弱性が対処されている。
- CVE-2025-0999:Heap buffer overflow in V8(High)
- CVE-2025-1426:Heap buffer overflow in GPU(High)
- CVE-2025-1006:Use after free in Network(Medium)
深刻度は最大で「High」と評価されているが、悪用の報告は今のところない。
デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、Windows 10/11に対応している。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデート可能。アップデートを完全に適用するには、「Google Chrome」の再起動が必要だ。