ニュース

エムソフト、定番テキストエディター「EmEditor Professional」v14.1.0を公開

新規作成した文書を保存する際のデフォルトフォルダを文書の形式ごとに指定可能に

「EmEditor Professional」v14.1.0

 (株)エムソフトは24日、定番テキストエディター「EmEditor Professional」の最新版v14.1.0を公開した。最新版では、新規作成した文書を保存する際のデフォルトフォルダを文書の形式ごとに指定できるようになった。

 新規文書のデフォルト保存フォルダを指定するには、まず“現在の設定のプロパティ”ダイアログの[ファイル]タブにある[新規作成時]ボタンを押し、“新規作成時の詳細”ダイアログを表示する。次に、“新規作成時の詳細”ダイアログの“初期フォルダを設定”チェックボックスをONにし、任意のフォルダを指定すればよい。

 また、ブックマークした行の色を任意の色へ変更できるようになった。ブックマークした行の色は、“すべての設定のプロパティ”ダイアログの[表示]タブにあるリストへ新たに追加された[ブックマークされた行]項目を選択し、文字色や背景色などを指定すればよい。

“現在の設定のプロパティ”ダイアログの[ファイル]タブにある[新規作成時]ボタンを押し、“新規作成時の詳細”ダイアログを表示
“すべての設定のプロパティ”ダイアログの[表示]タブ
“クイック起動”ダイアログから“すべての設定をリセット”コマンドを利用

 さらに、本ソフトの全設定を初期値にリセットできるコマンド“すべての設定をリセット”コマンドが追加された。“すべての設定をリセット”コマンドは、標準の状態では利用できないため、[ツール]メニューから“クイック起動”ダイアログを開き、同コマンドを検索して実行するとよいだろう。

 そのほか、“行コメント”に入力できる文字数が3文字までから15文字までに拡張されるなどの仕様変更が施されている。

 本ソフトは、Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012および64bit版のServer 2003/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012に対応する4,000円(税込み)のシェアウェアで、購入時から1年以降のバージョンアップには年額2,000円の“保守プラン”の購入が必要。アップデート提供の期間に制限のない永久ライセンスは12,000円で、これは2014年より15,000円へと値上げされる。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 なお、12月30日まで永久ライセンスはクリスマスセールにより11,500円で購入可能。

ソフトウェア情報

「EmEditor Professional」
【著作権者】
Emurasoft, Inc.
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012/Server 2003 x64/Vista x64/Server 2008 x64/7 x64/8 x64
【ソフト種別】
4,000円(税込み、30日間試用可能。試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用可能)
【バージョン】
14.1.0(13/12/24)

(長谷川 正太郎)